顧客満足度7年連続1位、スターフライヤーが「地元・北九州」から愛される理由

来年3月の就航10周年を控え感謝祭

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スターフライヤーの格納庫で地元の人を招待して開かれた「もうすぐ就航10周年感謝祭」
 北九州空港を拠点とするスターフライヤー(SFJ)は11月14日、空港に隣接する同社の格納庫「SFJメンテナンスセンター」でイベント「もうすぐ就航10周年感謝祭」を開き、約700人が来場した。

 スターフライヤーは2006年3月16日、現在の北九州空港開港と同時に就航。来年で10周年を迎える。まもなく記念日を迎えることから、同社を支えてきた地元関係者らを招待した感謝祭を、10周年イベントに関わる社員15人を中心に企画した。

 会場となった格納庫内には、空港で働く車両の展示や、荷物を積むカートを連結したトーイングトラクターに体験乗車したり、キーホルダーを手作りしたり、ブロックで飛行機を作るコーナーなどが設けられた。格納庫からは、羽田空港へ向けて離陸する同社のエアバスA320型機の姿も見え、間近で飛ぶ姿を見た来場者は歓声を上げていた。

 また、子供を持つママさん社員が中心となり、会場の一角にすべり台など、空気を膨らませた大型遊具を設置。格納庫内の工作室をおむつ交換ができる部屋として用意し、授乳室も設けて、小さな子供連れでも楽しめるように配慮した。

 会場内にはステージも設置。スターフライヤー機で搭乗時に流れるBGMを演奏する「パックス・ジャポニカ・グルーブ」によるライブや、パフォーマーによるマジックやバルーンパフォーマンスで会場を盛り上げた。また、来場者に有効期限が切れ廃棄処分品となったライフベストを着用してもらい、実際に膨らませる体験会も行われた。

 隣接するトレーニングセンターでは、パイロットが訓練に使用するフライトシミュレーターの体験会や、客室乗務員が訓練する客室モックアップ見学会が開かれた。

 会場前には佐世保バーガーなどの出店が並び、来場者は入場時に渡された1000円分のチケットで、食べ物や飲み物を手にしながら、イベントを楽しんでいた。

 閉会前には、来年1月1日に実施する初日の出フライトのペア招待券などが当たる抽選会が、ステージで開かれた。初日の出フライトの抽選では、今年のフライトを担当した菊池郁夫機長が当選番号を引き、18歳の女性が当選した。

 スターフライヤーによると、今後も10周年を迎える3月16日に向けて、さまざまなイベントを開催していくという。同社は11月に国内最大級の顧客満足度調査「2015年度版JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」のうち、国内航空会社と新幹線で構成される「国内長距離交通」で、7年連続で1位を獲得している。

COMMENT

吉川忠行
Aviation Wire
編集長

来年3月に就航10周年を迎えるスターフライヤー。14日に地元の人を招いた感謝祭を開きました。スターフライヤーだけではなく、空港側もこうした取り組みに協力的です。しかし、地方空港では「協力している」と表向きに言いつつも、高圧的な自治体もみられます。北九州のような関係性であれば航空産業も長期的に発展していくのではないでしょうか。

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