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エミレーツ、615仕様の「A380」をドバイ航空ショーで初公開

エミレーツ、615仕様の「A380」をドバイ航空ショーで初公開

ドバイ航空ショーで公開するエミレーツ航空の2クラス仕様初号機のA380(同社提供)

 エミレーツ航空(UAE)は、座席数を2クラス615席に設定したエアバスA380型機の初号機を、11月12日まで開催中のドバイ航空ショーで初公開した。

 公開しているのは同社68機目のA380で、ビジネス58席、エコノミー557席を設定した。同機は現地時間12月1日から、ドバイ-コペンハーゲン線に投入する見込み。独ハンブルクを出発したドバイへのフェリーフライト(回送便)の様子も、YouTube(ユーチューブ)で公開している。

 エミレーツ航空は2008年、A380の同社向け初号機を受領。以来、4700万人が利用し、現在は34都市に乗り入れている。2015年11月現在、計140機を発注済みで、72機が受領待ちとなっている。同社のA380はファーストクラスとビジネス、エコノミーの3クラス構成が基本で、座席数489席仕様の場合、アッパーデッキ(2階)はファースト14席とビジネス76席、メインデッキ(1階)がエコノミー399席となっている。

 また、エアバスではメーカー標準座席数を544席(4クラス)、最大853席としている。ドバイ航空ショーは隔年開催の航空ショーで、2015年は11月8日から12日までの開催。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
ビジネスとエコノミー2クラスで615席と、2階建て超大型機の空間を生かしたレイアウトです。過去に日本路線に就航していたエミレーツ航空のA380は3クラス489席仕様でした。

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