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コーヒー戦争に新たな刺客?サントリー食品、業界初チルド飲料をレンジで加熱

 サントリー食品インターナショナルは、電子レンジで温めて飲むチルドカップ飲料(写真)を10日に首都圏1都3県のコンビニエンスストア・交通売店限定で発売する。

 チルドカップ飲料は冷えた商品が通常で、レンジ加熱する商品は初めて。コンビニでいれたてコーヒーやボトル缶コーヒーを購入した客からの「会社や自宅に持ち帰る途中で冷えてしまう」との声をヒントに開発した。消費税抜き価格は185円。新機軸で冬場のホット飲料需要を取り込む。

 チルドカップ飲料は「レンジでとろけるほっと ボス 特濃ラテ」「同 伊右衛門 贅沢抹茶ラテ」の2品。レンジ加熱に耐えられる容器を新開発。加熱しても中身が吹きこぼれないよう中ふたに小さい穴を設けたほか、外側部分をやや厚めにした。

 コンビニのいれたてコーヒーと同じように店頭のレンジで温めて飲むこともできるが「基本的には持ち帰って温めて飲むことを前提としている」(同社)という。容量は180ミリリットル。
日刊工業新聞2015年11月05日 建設・エネルギー・生活2面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
気分によってコンビニいれたてコーヒー、チルドカップコーヒーを買い分けていますが、最近チルドカップコーヒーの棚が縮小されているコンビニが多く少しさびしい気持ちでした。チルドもこれで選択肢が広がりそう。コーヒー戦争はまだまだ続きそうです。

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