ロボットのワーク供給動作を、対話形式で簡単設定!

三菱電機、アプリケーションパッケージ発売

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ロボ利用のワーク供給に特化したアプリのデモ
 三菱電機はロボットを用いた工作機械へのワーク(加工対象物)供給に特化したアプリケーションパッケージを5月初旬ごろに発売する。小型ロボット、システム設計ソフト、センサーなどを一括提供する仕組み。自動車分野などで進む加工工程の完全自動化に対応し工作機械専用のパッケージで導入しやすさを訴求する。ボリュームゾーンを取り込み、ロボット関連の売り上げ全体で2016年3月期に前期比40%以上の増収を目指す。

 ワークの情報など基本条件を対話形式で入力し、簡単に動作設定できるのが特徴。ユーザーやシステム構築(SI)業者の負担を軽減し、「立ち上げ期間を大幅に短縮できる」(FAシステム事業本部機器事業部)という。バラ積みワークを検出するビジョンセンサーなどもパッケージに盛り込む。
 自動車部品加工工場などで従来ヒトが担っていたワーク供給の自動化が進んでおり、導入しやすいロボットシステムを供給することでニーズの取り込みを図る。

 国内のほか、SI業者が少ない東南アジアなど新興国での需要も見込む。
 人手不足への対応や競争力向上を目的に国内外で自動化が加速しているが、新たにロボットを導入するユーザーにとってはシステム化の難しさや手間が課題。SI業者もノウハウにばらつきがあり、需要拡大に対応しきれていないのが現状だ。このため、同社は単一用途に絞ったパッケージ製品に力を入れている。

 14年末にコンベアトラッキング用を投入、今回の工作機械向けは第2弾となる。今後、組み立て、バリ取りなど各用途向けに拡充する方針。

日刊工業新聞2015年04月14日 機械・ロボット・航空機面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

記事中では「SI業者が少ない東南アジアなど新興国での需要」とありますが、ロボットの導入が急速に進む一方でSIが追い付かない中国が一番ボリュームのあるターゲットになりそうな予感。

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