航空機は「買うもの」から「借りるもの」へ
芙蓉総合リースが事業加速
芙蓉総合リースが航空機リース事業を加速させている。全日本空輸(ANA)やシンガポール航空子会社のシルクエア向けに、米ボーイング製のB737―800の計4機をリースする。両社に航空機リースをするのは初めて。機体価格は計200億円程度と推定される。市場拡大が見込まれる航空機リースを戦略分野の一つに掲げ、力を入れる。
ANAホールディングス(HD)と契約し、グループ会社のANAに3機リースする。納入は12月―2016年3月を予定する。これまでもANAHDとのリース契約はあるが、バニラ・エアにリースをしていた。
また、シルクエアにも1機、リースを始めた。リース期間は9年間。同社はシンガポール航空子会社としてアジア太平洋地域内の路線運行を担っており、12カ国49都市に週360便以上の運航を行っている。
芙蓉総合リースは14年に英航空機関連サービス会社のALMを買収した。新しいリース先を増やすため、ALMの情報収集力を活用し、エアライン開拓に力を入れている。
9月には、「ソラシドエア」のブランド名で運行するスカイネットアジア航空向けに航空機リースを始めた。16年度からは格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションに、仏エアバス製航空機の「A320」を3機、順次納入する予定。
ANAホールディングス(HD)と契約し、グループ会社のANAに3機リースする。納入は12月―2016年3月を予定する。これまでもANAHDとのリース契約はあるが、バニラ・エアにリースをしていた。
また、シルクエアにも1機、リースを始めた。リース期間は9年間。同社はシンガポール航空子会社としてアジア太平洋地域内の路線運行を担っており、12カ国49都市に週360便以上の運航を行っている。
芙蓉総合リースは14年に英航空機関連サービス会社のALMを買収した。新しいリース先を増やすため、ALMの情報収集力を活用し、エアライン開拓に力を入れている。
9月には、「ソラシドエア」のブランド名で運行するスカイネットアジア航空向けに航空機リースを始めた。16年度からは格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションに、仏エアバス製航空機の「A320」を3機、順次納入する予定。
日刊工業新聞 2015年11月03日 金融面記事