愛犬連れ歩く感覚?Doog、重量物運ぶロボ台車

自動走行、引きひも操縦も

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 女性や高齢者でも、愛犬を連れ歩く感覚で重い物を運べる―。Doog(ドーグ、茨城県つくば市、大島章社長、029・869・9897)は、引きひも(リード)で操縦できる可搬重量120キログラムの運搬用ロボット台車「サウザー=写真」を発売した。人などに追従する自動走行と、リードによる手動操縦を切り替えられる仕様。場面ごとに使い分け、安全かつ確実に運搬できる。本体価格は150万円(消費税抜き)。レジャー施設、建築・土木現場、物流施設など向けに展開し、初年度は月10台程度の販売を目指す。

 手動モードは、リードを軽く引っ張った方向にサウザーが最大時速4・5キロメートルで進む仕組み。引っ張るのをやめると停止し、進行方向もリードの操作で自在に変えられる。一方自動モードでは前方を歩く人などを追従し、重量物を運搬する。最大検出距離10メートルのレーザーセンサーが追従対象を認識する方式。障害物も回避できる。

 運搬用ロボット台車は追従タイプや搬送経路を設定するタイプが多く、リードなどによる手動操縦を組み合わせた形は珍しい。追従対象や障害物の誤認識により自動走行だけでは運搬できないケースを想定し、半自動型を開発した。追従走行時にリードを引っ張れば即座に停止する安全機能も特徴だ。

 坂道や凹凸に対応するタイヤを備え、屋内外での使用が可能。

日刊工業新聞2015年10月30日ロボット面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

自律運転で勝手に走る台車より、人の手助けがいる台車の方が、なかなか愛着が湧きそうな気がしてきました。

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