都心初の水素ステーション開所、水素社会へアクセル?

岩谷産業、「イワタニ水素ステーション 芝公園」

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充填セレモニーを行う安倍首相(中央、左は牧野明次岩谷産業会長)
東京都心で初の水素ステーション(ST)―。岩谷産業は13日、東京都港区に商用水素ST「イワタニ水素ステーション 芝公園」を開設した。都内には燃料電池車(FCV)導入を計画する官公庁や企業が立地し、また2020年開催予定の東京五輪に向けてFCVの導入が見込まれる。政府は規制緩和などを通じて水素STの普及を後押ししており、開設に立ち会った安倍晋三首相は「水素社会の幕開けの象徴だ。さらに力強く水素革命のアクセルを踏み込んでいく」と同STに期待を示した。

 同STの敷地面積は約1100平方メートルで、独産業ガス大手のリンデ製水素圧縮機を導入するなどして施設をコンパクト化した。土地取得費を除く投資額は4億―5億円。 今後、同STで電力供給の実証も始める計画。岩谷産業の定置式STでは兵庫県尼崎市などに続く3拠点目。東日本では初めて。17日には同STと併設してトヨタ自動車がFCVと水素の情報発信施設「TOYOTA MIRAI ショールーム」を開く。宮沢洋一経済産業相も開所式に出席し、「日本は(先行していた)米国などを追い越し、水素社会の扉を開いた」と手応えを語った。
(日刊工業新聞2015年04月14日 総合1面)


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トヨタ自動車は13日、東京都港区に燃料電池車(FCV)や水素の情報発信施設「トヨタミライショールーム=写真」を設置し、17日にオープンすると発表した。FCV「MIRAI(ミライ)」を展示し、映像などで車両や水素の特徴などを紹介する。

 岩谷産業が運営する水素ステーション「イワタニ水素ステーション芝公園」に併設して設置する。営業時間は9―17時で休館日は火曜日。ミライは展示車だけでなく試乗車も用意する。一般顧客にFCVや水素を、より身近なものと感じてもらうのが狙い。

日刊工業新聞2015年04月14日 自動車面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

トヨタが旗振り役となり、実現へのアクセルをかなり力強く踏み続けてきた「水素社会」。充填セレモニーには安倍晋三首相も立ち会っており、「日本は(先行していた)米国などを追い越し、水素社会の扉を開いた」のでしょうか?

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