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MRJ、初飛行に向けシンボルマーク

社内向けに全社一丸
MRJ、初飛行に向けシンボルマーク

三菱航空機が導入したシンボルマーク(同社提供)

 国産初のジェット旅客機「MRJ」を開発中の三菱航空機は、初飛行に向けてシンボルマークを制作し、10月から導入した。全社一丸となって取り組むためのもので、社内で使用する。

 シンボルマークにはMRJのロゴとイラストを配置。上部にはラグビーでなじみのある「One for All, All for One」のスローガンを記載し、初飛行に臨む。

 三菱航空機によると、シンボルマークは社内用に制作した“盛り上げツール”のようなものだという。機体に貼る予定はない。

 MRJは10月27日、国土交通省航空局(JCAB)の飛行前審査を受審。29日には飛行許可を取得した。今後、高速走行試験を実施し、初飛行に備える。

 初飛行は11月9日から13日までの期間に予定。実施日は初飛行前日に発表する。

 前回予定していた10月26日から30日までの初飛行計画期間中は、飛行試験に使用する県営名古屋空港の展望デッキや駐車場屋上について、愛知県が安全上の問題を理由に全面閉鎖を発表していた。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
三菱航空機がMRJの初飛行に向けて、社内で使うシンボルマークを作成。機体に貼るなどはせず、「盛り上げツール」として使うそうです。

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