ゼネコン大手5社が資料提供で"協力”。近代建築の展覧会で

10月31日ー12月27日まで竹中大工道具館(神戸市中央区)で開催

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明治44年の工事中の東京駅(大林組提供)
 ライバルがそろい踏み―。明治から昭和にかけた近代建築に関する展覧会「近代建築ものづくりの挑戦」(10月31日―12月27日)で、竹中工務店、清水建設、大林組、鹿島、大成建設のゼネコン大手5社が資料提供で協力する。日頃しのぎを削る“ライバル”の5社が、こうしたイベントにそろうことはなかなかないのが実情。近代建築の発展を支えてきた”戦友“として協力する。

 展覧会は竹中大工道具館(神戸市中央区)で開催。明治から昭和にかけ、西洋からもたらされた技術による建築への影響を振り返る。大手ゼネコンなどが所蔵する未公開の貴重な歴史資料を出展。建築家の活躍や様式表現に注目が偏りがちだった近代建築の歩みを、「材料」「構造」「施工法」などモノづくりの視点で取り上げる。

 展覧会場には四つのコーナーを設け、約60点の資料を展示。中には明治生命館の工事現場写真(竹中工務店蔵)、為替バンク三井組の柱頭(清水建設蔵)、東京駅の工事現場写真(大林組蔵)など、当時のモノづくりの息吹を伝える資料が一堂に会する。

日刊工業新聞2015年10月30日 建設面

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明豊
執行役員 DX担当
デジタルメディア局長

大手ゼネコンはいろんな意味で戦友ですから。建築ファンにはたまらないイベントです。

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