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GE、パリコレに進出

ルイ・ヴィトンのランウェイに降り立ったジェット・エンジンとは?
 今も2秒ごとに1機、米ゼネラル・エレクトリック(GE)のテクノロジーによる航空機エンジンを搭載した飛行機は、世界のどこかの滑走路を飛び立っている。しかし今月初旬、GEの航空機エンジンは、ファッションブランドの新作を身にまとったスーパーモデルたちが闊歩する“ランウェイ”に降り立った。パリで開催されたルイ・ヴィトンのショーで。

 ルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクター、ニコラ・ジェスキエール氏は、“Strange Days”と冠した今回のコレクションに、GEとその合弁パートナーが作るジェット・エンジンのベアリング(軸受け)の写真をプリントした生地を用いたのだ。

 ジェスキエール氏がデザインしたジャンプスーツやレザージャケットに起用されたのは、史上最多の販売実績を持つB787ドリームライナーの動力であるGEnx、CF34。そして総2階型ジャンボ機A380のためのエンジン・アライアンスを通じて開発したGP7200など。

 ハンドバッグやアクセサリーにも、エンジンがもつ流線型のファンブレード(羽根)や金属製の排気ノズルといった要素を盛り込まれた。
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
GEのプロモーションがからんでいるのか分からないが、工業デザインの価値が認められた出来事。

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