【新型コロナ】デンカが手袋用ゴム材料の生産能力、3倍に

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デンカはクロロプレンゴム(CR)を生産する青海工場(新潟県糸魚川市)と、米子会社デンカ・パフォーマンス・エラストマー(DPE、ルイジアナ州)の工場で、手袋用途のゴム材料の生産能力を2022年度中までをめどに従来比2・5―3倍に高める。新型コロナウイルス感染拡大などの影響で、衛生に対する意識が高まっており、医療分野での需要も増えていることから、既存のラインを手袋用途のラテックス生産向けに転換する。投資額は数億円程度とみられる。

手袋向けゴム材料の需要は工事などの工業用途や医療用途で近年、堅調に伸びている。新型コロナの影響でさらに需要が高まっていることから、一部CR生産からの転換による増産を決めた。定期修理のタイミングも活用し、生産性向上も含めた設備改修に取り組む。

デンカはCRで世界トップシェアを持つ。CRを生産する青海工場とDPEでは、環境に配慮した生産体制整備も進めている。青海工場では、約40億円を投じて高効率ガスタービン発電機を設置した。

火力発電設備から置き換えることで、発電効率が従来比で約25%向上する。原油換算で年間8000キロリットル以上の燃料使用量、同1万6000トン以上の二酸化炭素(CO2)排出削減につながる。

日刊工業新聞2020年11月6日

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