SMBC証券、iPadで簡単口座開設可能に

  • 0
  • 0
営業員が携帯するiPadで口座開設が簡単にできる

SMBC日興証券は、口座開設手続きなどのデジタル化で事務処理負担を省力化する。顧客と直接接点を持つフロント部門と、社内向け業務を担当するバック部門のITシステムを連携。顧客が米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」上で入力したデータを本社システムに直送できるようにした。顧客情報を登録する際、バック部門で再度入力する手間を省いた。iPadを使った取り組みを徐々に浸透させ、2021年3月末までに事務負担の2割軽減を目指す。

営業員が携帯するiPad上で、顧客の口座開設や住所変更などの手続きができるようになった。免許証などの本人確認書類は、iPadのカメラで撮影しデータ登録する。コピーして郵送するといったこれまでの手間を省き、顧客側の利便性も向上した。

従来は顧客が同様の手続きをするために、申込書など用紙に記入する必要があった。デジタル化で紙の使用量削減にもつながる。

SMBC日興証券ではペーパーレス化に向けて、紙の使用量を22年度に19年度比で8割削減する目標を掲げている。顧客とのやりとりに必要な量以上に社内手続きや会議資料に関する紙の使用量は多い。社内で使用する紙について全てリストアップする。デジタル化とペーパーレス化の取り組みで事務処理の効率化を進める。

日刊工業新聞2020年10月19日

関連する記事はこちら

特集