年間訪日外国人1900万人、旅行消費額3兆円超えへ

「爆買い」続く

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 観光庁は21日、2015年の訪日外国人数が、9日時点で1505万1800人となり、初めて1500万人を突破したと発表した。また、7―9月の訪日外国人消費動向調査では、旅行消費額が同81・8%増の1兆9億円となり、7四半期連続で最高値を更新。田村明比古長官は年間の見通しについて「訪日外国人は特別なことがなければ1900万人、旅行消費額は3兆円を超える」と述べた。

 日本政府観光局(JNTO)が21日発表した9月の訪日外国人数は、前年同月比46・7%増の161万2300人になった。1―9月の累計では前年同期比48・8%増の1448万7600人となり、過去最高だった14年を上回った。9月は中国の中秋節休みや韓国の旧盆休暇など、アジアを中心に連休が多く、需要が高まった。

 国・地域別では、中国が前年同月比99・6%増の49万1200人で、2月から市場別で7カ月連続トップとなっている。中国はクルーズ船の需要が急増し、9月は50隻が寄港。新たに設定された休日などもあり、数字を押し上げた。2位の台湾は同37・2%増の30万2900人、3位の韓国は同38・6%増の30万1700人、4位の香港は同64・9%増の11万5200人となり、5カ月連続で上位4カ国の順位に変動はなかった。

 訪日外国人消費動向調査では、中国が前年同期比2・5倍の4660億円と、全体の46・6%を占めるなど、「爆買い」が顕著に数字に表れた。訪日外国人の拡大が、消費にも直結していることを示した結果となった。
 
 【規制改革の成果−菅官房長官】
 菅義偉官房長官は21日の記者会見で、観光庁が今年の訪日外国人客数が1500万人を超えたと発表したことについて、「これだけ大きな効果が出ていることは、規制改革がいかに必要かという証しになる」と述べ、訪日ビザ(査証)発給要件の緩和などが成果を上げたとの見方を示した。

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明豊
執行役員デジタルメディア局長 DX担当

先日「マイ・インターン」という映画を観たら、ロバート・デニーロとアン・ハサウェイから何回か「サヨナラ」という台詞が出てきた。こんなところにも日本ブームが広がっていることが垣間見えた。

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