世界大手の自動車部品メーカーが販売する“ハンドクリーム”が好評

バイオ燃料研究から化粧品

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 世界大手の自動車部品メーカーとして知られるデンソー。そのデンソーがハンドクリームを販売している。しかもその「モイーナ」、評判がいい。2014年末に限定計1万5000個を発売したが、インターネット中心の販売にもかかわらず残りはわずかに。好調な売れ行きを受け増産も視野に入ってきた。

 その名の通り藻のオイルが原料。デンソーは以前から二酸化炭素をオイルに変換する藻を培養研究している。目的は化粧品ではなく、そのオイルをバイオ燃料化するためだ。そんな中、保湿性の高いオイルを生成する「ボトリオコッカス・ブラウニー」という微細藻類と出合い化粧品の商品化を進めた。

 社内外約2000人の女性に行ったモニターでは「のび」や「浸透」の評価も高かった。商品化は新事業推進室の女性陣が中心に進めた。デザインも社内のデザイン部などは使わず、そのチームが考案。特にこだわったのはジャータイプのデザインだ。ふたに空間を空け、ラインストーンを配置するなど女性ならではのアイデアを盛り込んだ。

日刊工業新聞2015年04月13日 新製品フラッシュ面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局DX編集部
記者

最近、食品メーカーや素材メーカーが化粧品に進出する例が多いですが、自動車部品メーカーが化粧品を販売するとは驚きました。デンソーの懐の大きさを感じます。

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