「R2-D2ジェット」羽田で遊覧飛行。機長「フォースとともにあらんことを」
国内線で10月20日、22日、31日の3日間限定で運航
映画『スター・ウォーズ』に登場するロボット「R2-D2」を機体全体に描いた、全日本空輸(ANA/NH)のボーイング787-9の国際線仕様機(登録番号JA873A)が10月17日、羽田空港発着の遊覧飛行を行った。抽選に当選した参加者が、登場キャラクターに扮してフライトを楽しんだ。
「R2-D2ジェット」と名付けられた特別塗装機は、2日に米シアトルから到着。18日から国際線定期便に就航するのに先立ち、17日は乗客を乗せての初飛行となる羽田発着の遊覧飛行を実施した。
座席数は3クラス215席で、ビジネスクラス48席とプレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス146席。プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスでは、R2-D2を描いたヘッドレストカバーや紙コップ、紙ナプキンを用意する。17日は特別に、ビジネスクラスにもR2-D2のヘッドレストカバーが備えられていた。
乗客はウェブで行ったキャンペーンの当選者49人(うち幼児1人)のほか、招待者や報道関係者を含む170人。午後1時27分に出発したR2-D2ジェットは、羽田から静岡市、名古屋、宮津市、大津市、浜松市、大島を経て、午後3時46分に羽田へ戻った。
R2-D2ジェットの前で記念の集合写真を撮った参加者たちが搭乗を始めると、機内では映画のキャラクター「ヨーダ」のぬいぐるみをもったチーフパサーが出迎えた。出発時の客室内にはジョン・ウィリアムズ作曲のテーマ曲が流れ、LEDによるスター・ウォーズをイメージしたLED照明で雰囲気を盛り上げた。
乗員はパイロット2人と客室乗務員10人が乗務。スター・ウォーズ好きで、過去6作品をすべて観た町田直人機長が離陸後、「この飛行機は『ミレニアム・ファルコン』の2倍の大きさです。フォースとともにあらんことを」と、映画に登場する宇宙船やセリフの一節を盛り込んだ機内アナウンスをすると、参加者からは拍手がわき起こった。
キャンペーンに当選した参加者は、映画に登場するキャラクターに扮して乗り込む人が多かった。1999年公開の『エピソード1/ファントム・メナス』に登場する女王、パドメ・アミダラのコスプレをした都内在住の女性は、「エピソード1を見てファンになりました。映像だけではなく、音楽も素晴らしい」と話した。
「機長のアナウンスにスター・ウォーズへの愛を感じた」
さまざまなキャラクターに扮した参加者の中で、もっとも目立っていたのが主人公の父親でダークヒーローの「ダース・ベイダー」の精巧なコスプレで現れた男性だった。機内で記者たちのインタビューに応じた“ダース・ベイダー”は、「機長のアナウンスにスター・ウォーズへの愛を感じた」と感想を述べ、スター・ウォーズ愛にあふれるフライトに満足げだった。
機内アナウンスが作品のファンに好評だった町田機長はフライトを終えると、「とにかく楽しかったです。みなさんに喜んでもらえてうれしい」と笑顔で話し、昨晩ビールを飲みながらアナウンス内容をまとめたことを明かした。
羽田に降り立った参加者たちは機体を写真に撮り、他のコスプレをした参加者やクルーたちと記念写真に収まり、思い出を焼き付けていた。
R2-D2ジェットは、ANAの格納庫前の駐機場から発着したため、到着後はターミナルまでバス移動となった。参加者を乗せたバスが駐機場を出発すると、クルーたちはタラップからバスに向けて大きく手を振り見送っていた。
18日の国際線定期便の初便は、羽田午後9時50分発のバンクーバー行きNH116便。その後は、10月中旬から11月下旬は主に成田-サンノゼ線、12月初旬は主に成田-シアトル線に投入。12月中旬以降は羽田-シドニー、ジャカルタ、北京、ミュンヘン、パリなどの路線で運航する。
国内線でも10月20日と22日、31日の3日間限定で運航。20日は宮崎と函館、22日は松山と広島、31日は鹿児島と伊丹へ運航する。
「R2-D2ジェット」と名付けられた特別塗装機は、2日に米シアトルから到着。18日から国際線定期便に就航するのに先立ち、17日は乗客を乗せての初飛行となる羽田発着の遊覧飛行を実施した。
座席数は3クラス215席で、ビジネスクラス48席とプレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス146席。プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスでは、R2-D2を描いたヘッドレストカバーや紙コップ、紙ナプキンを用意する。17日は特別に、ビジネスクラスにもR2-D2のヘッドレストカバーが備えられていた。
乗客はウェブで行ったキャンペーンの当選者49人(うち幼児1人)のほか、招待者や報道関係者を含む170人。午後1時27分に出発したR2-D2ジェットは、羽田から静岡市、名古屋、宮津市、大津市、浜松市、大島を経て、午後3時46分に羽田へ戻った。
R2-D2ジェットの前で記念の集合写真を撮った参加者たちが搭乗を始めると、機内では映画のキャラクター「ヨーダ」のぬいぐるみをもったチーフパサーが出迎えた。出発時の客室内にはジョン・ウィリアムズ作曲のテーマ曲が流れ、LEDによるスター・ウォーズをイメージしたLED照明で雰囲気を盛り上げた。
乗員はパイロット2人と客室乗務員10人が乗務。スター・ウォーズ好きで、過去6作品をすべて観た町田直人機長が離陸後、「この飛行機は『ミレニアム・ファルコン』の2倍の大きさです。フォースとともにあらんことを」と、映画に登場する宇宙船やセリフの一節を盛り込んだ機内アナウンスをすると、参加者からは拍手がわき起こった。
キャンペーンに当選した参加者は、映画に登場するキャラクターに扮して乗り込む人が多かった。1999年公開の『エピソード1/ファントム・メナス』に登場する女王、パドメ・アミダラのコスプレをした都内在住の女性は、「エピソード1を見てファンになりました。映像だけではなく、音楽も素晴らしい」と話した。
「機長のアナウンスにスター・ウォーズへの愛を感じた」
さまざまなキャラクターに扮した参加者の中で、もっとも目立っていたのが主人公の父親でダークヒーローの「ダース・ベイダー」の精巧なコスプレで現れた男性だった。機内で記者たちのインタビューに応じた“ダース・ベイダー”は、「機長のアナウンスにスター・ウォーズへの愛を感じた」と感想を述べ、スター・ウォーズ愛にあふれるフライトに満足げだった。
機内アナウンスが作品のファンに好評だった町田機長はフライトを終えると、「とにかく楽しかったです。みなさんに喜んでもらえてうれしい」と笑顔で話し、昨晩ビールを飲みながらアナウンス内容をまとめたことを明かした。
羽田に降り立った参加者たちは機体を写真に撮り、他のコスプレをした参加者やクルーたちと記念写真に収まり、思い出を焼き付けていた。
R2-D2ジェットは、ANAの格納庫前の駐機場から発着したため、到着後はターミナルまでバス移動となった。参加者を乗せたバスが駐機場を出発すると、クルーたちはタラップからバスに向けて大きく手を振り見送っていた。
18日の国際線定期便の初便は、羽田午後9時50分発のバンクーバー行きNH116便。その後は、10月中旬から11月下旬は主に成田-サンノゼ線、12月初旬は主に成田-シアトル線に投入。12月中旬以降は羽田-シドニー、ジャカルタ、北京、ミュンヘン、パリなどの路線で運航する。
国内線でも10月20日と22日、31日の3日間限定で運航。20日は宮崎と函館、22日は松山と広島、31日は鹿児島と伊丹へ運航する。