コンビニ、withコロナの「おでん販売」どうする?
ローソンやセブン―イレブン・ジャパンは新型コロナウイルス対策を講じて、おでん販売を始めた。おでん鍋の前方に、飛沫(ひまつ)防止のアクリル板を設置(写真)したほか、常時フタを閉めて販売時のみ開けるようにした。コンビニのおでんは毎年人気商品であり、巣ごもりによる内食需要で販売増が見込める。対策を取りながら需要に応える。
セブン―イレブンはレジ横のほかに、冷蔵保存で電子レンジで温めて食べるタイプの「味しみおでん」(消費税抜き298円)を用意。自宅で食べる内食需要が高まっているためで、大根や厚揚げなど5種類が入っている。順次、中身を変更する。
ローソンは大半の商品の価格を90円(消費税込み)に設定、買いやすい価格にした。合計25個の具材が入ったセット(同1900円)なども販売する。
日刊工業新聞2020年9月2日