【新型コロナ】感染症対策にホテルでロボット実証、都が27日から

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THKの検温ロボット

東京都は20日、新型コロナウイルスの軽症者を受け入れる宿泊施設を想定して、ロボットを活用する実証実験を都内のホテルで27、28日に実施すると発表した。清掃や運搬などの業務にサイバーダインやTHK(写真)などのロボットを用いて、ホテルのスタッフの業務負担や感染リスクの軽減の効果を測る。感染症の流行下での非対面、非接触の業務運営の知見を積み、一般のホテルや福祉施設での導入にもつなげる。

東京都は新型コロナウイルス対策で軽症者などを受け入れる宿泊療養施設を運営している。実証実験は、実際の宿泊療養施設と同じような構造を持つ「ホテルルートインGrand東京浅草橋」(東京都台東区)で実施する。客室や廊下、ロビーで清掃、検温、見守り、自動搬送など9つのロボットを試す。

同実証実験は東京都がロボットを使って社会課題を解決する取り組みの一環。NTTデータ経営研究所(東京都千代田区)が事業を受託し、ロボットの募集や選定、実証実験の企画や調整、実施を支援する。

ロボットの機能性や感染リスクの低減効果のみならず、宿泊施設での新しい形のサービス提供が社会に受け入れられるかも、問われることになりそうだ。

日刊工業新聞2020年8月21日

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