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【動画あり】自由研究にオススメ!住友化学が魚型“浮沈子“の作り方伝授

モノづくり日本会議主催「モノづくり体感スタジアム・オンライン」(1)

科学の不思議を体験できる、おウチで子どもと一緒に楽しむ実験を紹介する。第1回は住友化学が工作・実験動画で教える“浮沈子(ふちんし)”の不思議な動き。

水を入れたペットボトルの中に浮かんだ魚形の模型が、手品のように水面から底へと大きく沈んだり、浮いたりを繰り返す。これが浮沈子だ。

あかがねミュージアムの住友化学の実験動画から

浮沈子の工作はとても簡単。少し固めの「ペットボトル」と魚形の小さな「しょう油入れ」、重しの「ナット(ステンレス製M6サイズ)」、色づけ用の「油性マジック」、「コップ」、「水」を用意する。ナットの代わりに針金を使ってもいい。

作って遊ぶのもよし。人に手品をして驚かせるもよし。小学校低学年から中学生向け。 「なぜこんな動きをするのか?」が気になる人は、動画の下へページをスクロールして『考えるヒント』を読んでみてほしい。まずは動画で作り方・遊び方を見てみよう。

※(動画は住友化学OBの愛媛社友会と新居浜市美術館、ケーブルTVのハートネットワークのコラボ企画で制作)

人に見せる時は、ペットボトルを押しているのがわからないように気を付けよう。では、どうして浮いたり、沈んだりするのかわかっただろうか?

『考えるヒント』
●浮いたり、沈んだりするのは、空気の体積に応じた“浮き上がる力(浮力)”が関係している。
●ペットボトルを押すと、空気と水はどうなっているだろう?浮沈子の中をよく観察してみよう。(ヒントのヒント:しょう油入れを透明なまま沈めると観察しやすい)
●水の多いしょう油入れと少ないしょう油入れは、どちらが早く沈むだろう。
『住友化学からのメッセージ』

浮き輪や人が水に浮くのも、“浮き上がる力”が働いている。大きな船も同じ。「どうして?」と思うことが理科の入り口。観察して、考えることを楽しんでほしい。住友化学が取り組む「化学」は、理科の一つで、AとBを足して(反応させて)Cを作る。名前の通り、全く違う物に「化ける」というおもしろさがある。興味を持ってくれるとうれしい。 (新居浜市美術館〈あかがねミュージアム〉のHPでは他にも工作・実験動画を紹介している)

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