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信州ハムが来年の大河ドラマへ“サラミの陣”

「真田の郷 サラミセット」は3種の味
 信州ハムは同社のある長野県上田市が真田幸村の郷であることにちなみ、2016年1月からのNHK大河ドラマ「真田丸」の放送に向け「真田の郷 サラミセット」を発売した。安曇野産わさびを練り込んだ「わさび入りサラミ」、地場で人気の唐辛子を使った「八幡屋礒五郎」「プレーン」の3種。ラベルに戦国武将のイラストをあしらった。消費税抜きの価格は1000円。土産店や同社サイトで販売する。

今年の『花燃ゆ』効果は?


日刊工業新聞2015年2月18日付


 維新の英傑たちで観光客を呼び込め―。山口市は2016年の薩長同盟成立150年、18年の明治維新150年を記念した各種イベント事業を始める。まずは地元タレントを起用したダンスパフォーマンスグループ「維新キャラバン隊=写真」を結成。高杉晋作らに扮(ふん)したタレントたちが全国各地で5―15分の寸劇を行い、同市の歴史や観光名所をPRして観光客誘致につなげる。

 維新キャラバン隊は14年11月に鹿児島県でお披露目を行った。今年は木戸孝允(桂小五郎)など、旧長州藩(現山口県)出身の幕末の志士たちを複数人登場させ、首都圏などで街おこしイベントに活用する。

 山口市の13年の観光客数は前年比2.2%増の約438万人と増加が続いている。宿泊客数も同6.7%増の82万人と増えているが、近隣には温泉観光地も多く、宿泊客確保が課題になっている。今年はNHK大河ドラマ『花燃ゆ』が、吉田松陰の妹・文の生涯を描くなど注目されている。山口市は旧長州藩庁があった強みを生かし「明治維新の策源地」をPRするなど、観光振興に力を入れる。
日刊工業新聞2015年10月12日 新製品フラッシュ面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
最近は大河ドラマが不振。逆に朝ドラが人気、という構図が続いている。来年の「真田丸」の脚本は大河二度目の三谷幸喜。主演は今や視聴率男の堺雅人。さて人気に火がつくか。

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