京都府立医大がコロナ対策の教育スタート。21年度に必修化も

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京都府立医科大学は病院での臨床実習を含む授業再開に向け、学生へ新型コロナウイルス感染症に関する教育を始めた。臨床実習のある5、6年生向けには防護服の安全な着脱法など実技も含む。実習時に患者の安全を最大限確保しつつ学生の感染も防ぎながら、高等教育機関としての定められたカリキュラムでの教育機会の確保を図る。2021年度以降には必修科目化も検討しており、継続的な指導を行う。

竹中洋学長は「医学部生は将来、医療人として働く前提のため、教育課程で感染症対策を学ぶ必要がある」と、他大学に先駆けて教育体制を整えた。

4年生以下は感染症の基礎知識や検査法、予防策などを動画で学び、リポートを提出する。5、6年生は感染症患者への対応などより詳細な知識を身に着け、対策指針に沿った行動ができるようにする。さらに、自身に感染の疑いがあるときに検査を含めた適切な行動ができるレベルを目指す。国際化が進む中、今後も定期的に新規感染症が流行するとみて、21年度以降も同様の教育を続ける。

日刊工業新聞2020年7月6日

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新型コロナ

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