自分だけの祭り用品、ネットオーダーする時代に―手書き札やちょうちんなど
祭り用品専門店「浅草中屋」、誂(あつら)え品シミュレーションシステム開発
祭り用品専門店「浅草中屋」を運営する中川(東京都台東区、中川雅雄社長、03・3841・7877)は、誂(あつら)え品シミュレーションシステム「中屋ファクトリー」を開発、運用を始めた。インターネット上で「自分だけの一品」を注文でき、手書き札、彫り札、誂えちょうちんなど7アイテムでスタートする。今後ははんてん、名前シール、刺しゅうなど順次ラインアップを拡充する。
同システムは、既製品のネット販売ではなく、手書き札ならば、木の素材・サイズ選びから始まり、文字、色、家紋など自由自在に選択しながら商品を注文できる点が特徴。注文確定後、中川がメール送信および発注書PDFを出力する。
従来は手書きの発注書から情報を入力するため手間がかかっていたが、それを改善した。仕上がり具合を画面で確認できることから、完成品とのイメージのギャップがなくなる。
今回のシステムについて中川社長は「労務コスト削減と顧客満足度を高める」と話す。
投資額は約1400万円で、経済産業省の「ものづくり・商業・サービス補助金」の助成金も受け、2014年9月から開発していた。オンラインのほか、同社の本店に設置されたキオスク端末からも注文できる。
同システムは、既製品のネット販売ではなく、手書き札ならば、木の素材・サイズ選びから始まり、文字、色、家紋など自由自在に選択しながら商品を注文できる点が特徴。注文確定後、中川がメール送信および発注書PDFを出力する。
従来は手書きの発注書から情報を入力するため手間がかかっていたが、それを改善した。仕上がり具合を画面で確認できることから、完成品とのイメージのギャップがなくなる。
今回のシステムについて中川社長は「労務コスト削減と顧客満足度を高める」と話す。
投資額は約1400万円で、経済産業省の「ものづくり・商業・サービス補助金」の助成金も受け、2014年9月から開発していた。オンラインのほか、同社の本店に設置されたキオスク端末からも注文できる。
日刊工業新聞2015年10月06日 中小企業・地域経済面