「アイフォーン6s」国内の初動販売は緩やか。これからが本番!?

「11月以降の更新」を想定

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ドコモの発売記念セレモニー(9月25日)
 米アップル製新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)6s/6sプラス」の日本での店頭販売は、緩やかな立ち上がりとなった。NTTドコモに強いある携帯販売大手によると、発売日の9月25日から27日まで初動3日間の販売台数は「昨年に比べ10―15%減」と前年実績を割り込んだという。

 ただ、2年前にアイフォーンを購入したユーザーの多くは10月以降だったため、買い替え需要はこれからが本番。もうしばらく注視する必要がありそう。

 ドコモ認定ショップを中心に展開する携帯販売大手によると「初日の行列はまばらで落ち着いた印象だった」という。ドコモの予約状況は25日時点で昨年の2割増だが、予約期間が昨年より1週間ほど長く必ずしも多い予約とは言えない。初動の販売については「予約客の受取日を指定したため客が分散したのでは」とみている。

 2年前の13年9月に購入したアイフォーンユーザーの更新時期は端末の支払いが終わる15年10月以降。2年前は在庫切れから実際には10月に購入したユーザーが多かったことから「11月以降の更新」を想定している。

 一方、ドコモのツートップ機種戦略で2年前に購入したソニー、韓国サムスン電子製スマホユーザーの買い替えも気がかり。アイフォーン商戦の前に更新時期を迎えているが「引き続き芳しくない」。ドコモが今冬の初モデルとして7日に発売する富士通製スマホは、その価格帯から更新想定機種と見られる。ユーザーが動くかも注目点だ。

日刊工業新聞2015年10月05日 電機・電子部品・情報・通信面

COMMENT

明豊
デジタルメディア局
局長

アップルによると、発売開始後の3日間で世界販売は1300万台を超え、前モデルの1000万台を超え過去最多のペースという。今回、中国でも同時発売され、販売台数が膨らんだようだ。毎回、「今回こそはアップル神話終焉」と事前予想で書かれるが、蓋を開けてみると、アップルの強さが際立つ。う~ん、そろそろ・・

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