【新型コロナ】数年間持続する抗ウイルス機能ガラスコーティング剤の威力

ヤマモトホールディングス、「樹脂や金属、ゴムなどあらゆるものに塗布できる」

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【千葉】ヤマモトホールディングス(ヤマモトHD、千葉県鎌ケ谷市、山本英明社長、047・402・3862)は、抗ウイルスと抗菌機能を持つガラスコーティング剤を塗布する事業に参入した。機能は数年間にわたって持続するとしている。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、病院や介護施設、オフィスなどさまざまな施設をターゲットに事業を展開する。

対象物を除菌と抗ウイルス、抗菌機能がある次亜塩素酸で除菌する。このままでは機能が30日程度しか維持できないため、さらに抗ウイルスと抗菌機能成分を配合したガラスコーティング剤を塗布することで、機能の長期化を実現した。

この次亜塩素酸は希釈して使用。500ミリリットルで250平方メートルを清掃できる。その上でドアノブや手すりなど手を触れる部分をガラスコーティングする。20ミリリットルで40平方メートルを処理できる。施工費別の価格はそれぞれ4000円(消費税抜き)、5000円(同)から。

ヤマモトHDは「樹脂や金属、ゴムなどあらゆるものに塗布できる」としている。電車やバスのつり革など公共交通機関向けにも販売を進めたい考えだ。今後、販売代理店を募り、全国展開する。

同社は表面にガラス膜を形成し、防汚や防水、防錆、防傷を可能にするガラスコーティング剤「ハドラス」の用途開発を進めている。その中でスマートフォンの液晶画面を保護するとともに、抗ウイルスと抗菌機能を持たせることに成功した。

すでに抗菌製品技術協議会(SIAA、東京都新宿区)に製品登録した。新型コロナの感染拡大に収束の兆しが見えない中、同技術を活用して今回の事業を始めることにした。

日刊工業新聞2020年4月22日

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