MRJ「初飛行」は10月26-30日の間に。ルートは遠州灘沖と能登半島沖を検討
三菱重工業と三菱航空機は9月30日、国産初のジェット旅客機「MRJ」の初飛行を10月26日から30日の期間内に実施すると発表した。機体を製造する小牧南工場(愛知県)に隣接する県営名古屋空港(小牧空港)を出発し、周辺を1時間程度飛行する。
実施日は初飛行の前日に発表する。小牧を離陸後の飛行空域は、静岡県御前崎から愛知県伊良湖岬にかけての遠州灘沖の太平洋上と、石川県能登半島沖の日本海上の2つを検討している。
MRJの初飛行時期は今年4月10日、これまでの4-6月期から9-10月期に延期。理由について三菱航空機は、初飛行後に予定していた機体改修を前倒しすると説明していた。
MRJは今年6月に小牧で飛行試験初号機による走行試験を開始。しかし、同月のパリ航空ショーでの受注はゼロだった。8月3日には、米シアトルに開発拠点を開設したと発表。ワシントン州モーゼスレイク空港での飛行試験は、2016年4-6月期(第2四半期)の開始を予定している。
実施日は初飛行の前日に発表する。小牧を離陸後の飛行空域は、静岡県御前崎から愛知県伊良湖岬にかけての遠州灘沖の太平洋上と、石川県能登半島沖の日本海上の2つを検討している。
MRJの初飛行時期は今年4月10日、これまでの4-6月期から9-10月期に延期。理由について三菱航空機は、初飛行後に予定していた機体改修を前倒しすると説明していた。
MRJは今年6月に小牧で飛行試験初号機による走行試験を開始。しかし、同月のパリ航空ショーでの受注はゼロだった。8月3日には、米シアトルに開発拠点を開設したと発表。ワシントン州モーゼスレイク空港での飛行試験は、2016年4-6月期(第2四半期)の開始を予定している。