那覇空港、第2滑走路増設の埋め立て工事に着手

那覇市の海上に建設中、2020年3月末に供用開始目指す

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土砂投入の様子。奥に見えるのは那覇空港
 内閣府沖縄総合事務局は、那覇市の海上に建設中の那覇空港滑走路増設事業の埋め立て作業を公開した。六つの工区で進めており、14日に初めて第6工区で埋め立てのための土砂投入を始めた。同工区は航空機の連絡誘導路になる部分。土砂は沖縄県浦添市内で積み出し、海上輸送で搬入した。その他工区は2016年春以降に順次埋め立てを始める。

 埋め立てはケーソンや傾斜堤による護岸工事で海を締め切った後に土砂を投入して行う。護岸工事の総延長8.5キロメートルのうち91%を工事業者と契約済み。使用するケーソン60函(かん)のうち25函の据え付けを完了した(25日時点)。

 那覇空港の第2滑走路は現行滑走路から1310メートル離れて平行に走る計画で20年3月末に供用開始の予定。工事全体の進行について同局は「台風の影響はあるが全体的に順調」としている。

日刊工業新聞2015年09月29日 中小企業・地域経済2面

COMMENT

三苫能徳
西部支社
記者

台風が近づくと、土砂運搬用の台船を避難させたり、設置前のケーソンが飛ばないようにしたりと、予防も含めて対策が必要になるそうです。また冬は冬で、北風で波が高くなるなど、吹きさらしの海上工事は大変です。

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