ミスミが設計や発注の支援ソフトを無料提供!最大90%の時間短縮

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ミスミフレームズで設計した作業台

ミスミグループ本社は製造装置などに使うアルミニウム製フレーム筐体(きょうたい)の設計から部品発注までを支援するソフトウエアの無料提供を始めた。マウスで絵を描くように形状を決めると、大きさに応じて同社製品からフレームや締結部品などが選定され、用途に応じて部品を絞り込むだけで図面を作成できる。同時に部品表が作成され、そのまま見積もりや発注が可能だ。従来のCADソフトを使う場合と比べ、設計や発注にかかる時間を最大90%短縮できる。

提供するソフト「ミスミフレームズ」は、簡単なマウス操作で線を引きながら形を決めると、大きさに応じてフレームやナットなどの部品が同社製品から自動で選定され、材質など用途に応じて各部品を絞り込むだけで筐体図面を作成できる。

同時に選んだ部品の表や組み立て図面を自動で作成。設計後は同ソフトで価格や納期を含めた見積もりが瞬時に可能で、同社のサイトと連携してそのまま発注できる。発注した部材は一つの商品型番にまとめてプラモデルのキットのように梱包(こんぽう)された状態で受け取れる。

部品表作成などを含めた設計時間を、従来1時間前後かかっていた作業台で約20分、同1時間半以上の安全柵で約30分、同2時間超の装置カバーで約40分に短縮できるという。

従来は部品ごとにCADデータを取り込みながら設計し、部品表を自ら作成して発注。納品時は部品の仕分け作業が必要で、設計、発注、部品の管理などで副次的な工数や手間がかかっていた。

アルミフレームは産業用部材として工場自動化(FA)装置のカバーや作業台などに使われている。近年、産業用ロボットの普及で、作業者向けの安全柵にも利用されるなど用途が拡大している。ミスミは25年以上のアルミフレーム販売で培った膨大な商品データベースやノウハウを元に同ソフトを開発した。

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