JALの国内線利用率。8月は台風の影響で70%に落ち込む
日本航空(JAL)の2015年8月の利用実績は、国際線の旅客数は前年同月比0.3%減の72万1817人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は0.9%減の41億445万9000座席キロ、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)は1.2%増の33億8682万9000人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.7ポイント上昇し82.5%だった。
国内線はグループ全体で旅客数が0.8%減の294万5047人、ASKは1.0%減の32億3765万3000座席キロ、RPKは1.3%減の22億6766万3000人キロ、L/Fは0.2ポイント低下し70.0%となった。
方面別では、国際線でL/Fが最も高かったのはグアム線の87.9%(前年同月比5.2ポイント上昇)だった。一方、最も低かったのは東南アジア線で81.3%(5.8ポイント上昇)だった。旅客数の伸びが最も大きかったのは東南アジア線で、前年同月比4.7%増の27万7375人だった。落ち込みが大きかったのは韓国線で、17.3%減の5万7029人にとどまった。
JALによると、日本発の需要は業務渡航を中心に堅調で、観光需要は各方面とも回復傾向にあり、海外発需要は中国線や東南アジア線、オセアニア線が好調だという。
国内線のうち羽田発着の幹線4路線のL/Fは、伊丹線の74.5%(5.7ポイント上昇)が最も高く、最低だったのは福岡線の69.8%(3.8ポイント上昇)。旅客数の減少率がもっとも低かったのは福岡線で、1.0%減の23万9663人だった。一方、減少率が高かったのは4.0%減の那覇線で、旅客数は22万5680人だった。
国内線の旅客数とASKが前年を割り込んだ要因として、JALでは台風13号と15号による欠航の影響と分析している。JALグループ旅客全体の運航状況は、国際線が運航率99.8%(前年同月は99.9%)、定時出発率86.0%(89.4%)だった。国内線は運航率98.0%(97.5%)、定時出発率91.5%(88.0%)となった。
国内線はグループ全体で旅客数が0.8%減の294万5047人、ASKは1.0%減の32億3765万3000座席キロ、RPKは1.3%減の22億6766万3000人キロ、L/Fは0.2ポイント低下し70.0%となった。
方面別では、国際線でL/Fが最も高かったのはグアム線の87.9%(前年同月比5.2ポイント上昇)だった。一方、最も低かったのは東南アジア線で81.3%(5.8ポイント上昇)だった。旅客数の伸びが最も大きかったのは東南アジア線で、前年同月比4.7%増の27万7375人だった。落ち込みが大きかったのは韓国線で、17.3%減の5万7029人にとどまった。
JALによると、日本発の需要は業務渡航を中心に堅調で、観光需要は各方面とも回復傾向にあり、海外発需要は中国線や東南アジア線、オセアニア線が好調だという。
国内線のうち羽田発着の幹線4路線のL/Fは、伊丹線の74.5%(5.7ポイント上昇)が最も高く、最低だったのは福岡線の69.8%(3.8ポイント上昇)。旅客数の減少率がもっとも低かったのは福岡線で、1.0%減の23万9663人だった。一方、減少率が高かったのは4.0%減の那覇線で、旅客数は22万5680人だった。
国内線の旅客数とASKが前年を割り込んだ要因として、JALでは台風13号と15号による欠航の影響と分析している。JALグループ旅客全体の運航状況は、国際線が運航率99.8%(前年同月は99.9%)、定時出発率86.0%(89.4%)だった。国内線は運航率98.0%(97.5%)、定時出発率91.5%(88.0%)となった。