在宅勤務で遠隔接客?!スマホ一つでロボット操縦

インディ・アソシエイツ、空港向けに提案

モークをスマホで遠隔操作する

インディ・アソシエイツ(名古屋市中区、舘昭利社長、052・212・3556)は、スマートフォン一つで接客ロボットを遠隔操作する技術を開発した。会社が支給するスマホやタブレット端末にアプリケーション(応用ソフト)を入れると自宅からでもロボットを操縦できる。在宅勤務の従業員が、店頭や駅のロボットに入り込んで現場を助けられる。空港などの遠隔接客に提案していく。

インディ・アソシエイツは、日本空港ビルデングや日本航空向けにコミュニケーションロボット「MORK(モーク)」を開発している。ヘッド・マウント・ディスプレー(HMD)や仮想現実(VR)コントローラーなどで操縦してきたが、スマホ単体で遠隔操作する技術を開発した。

スマホにロボットの映像と音声を配信し、首振りや両腕の上げ下げ、移動なども可能にした。ロボットが身ぶり手ぶりで接客し、施設案内などの誘導ができる。

在宅勤務者が操縦する際も自宅に特別なシステムが要らないのが特徴。社内用のスマホやタブレット端末にアプリを入れれば始められる。

操作ボタンの配置など、ユーザーインターフェースを含めて2020年3月末までにアプリとして完成させる。モーク向けに開発したが、他のロボットにも応用できる。

空港の場合は、飛行機を見送った後に到着する空港に配備された機体に乗り移れる。出発側と到着側の待ち時間に同じ従業員が接客でき、やりとりを通して名前を覚えれば、乗客一人ひとりにストーリーをもたせたフライトを演出することができる。

航空会社では移動効率だけでなく、フライトそのものに付加価値をのせる模索がなされている。

日刊工業新聞2020年2月6日

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