ボーイング「737MAX8」最終組立始まる。初飛行は来年初頭
新型エンジンを搭載し燃費改善
ボーイングは現地時間9月15日、737の発展型737 MAX 8の最終組立を、米ワシントン州のレントン工場で開始したと発表した。最初の胴体は8月21日にカンザス州ウィチタにあるスピリット・エアロシステムズから到着後、フライトシステムや断熱材の取付を開始。その後、胴体を移動して主翼と胴体を結合した。
737 MAXは翼端に新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備える。737-800などに装備している現行のウィングレットと比べて、燃費が1.8%向上するという。ボーイングは、レントン工場の新しい生産ラインだけで最初の737 MAXの最終組立を実施。製造プロセスを検証後、737 MAXの最終組立を他の2つの生産ラインにも拡大する。
737 MAXファミリーは、737 MAX 8(1クラス189席)と同機をLCC向けにした737 MAX 200(200席)のほか、最大149席(1クラス)の737 MAX 7、同215席の737 MAX 9の計4機種で構成。現行の737NG(次世代型737)と比べ、新型エンジンの採用などで燃費を14%以上改善する。
CFMインターナショナルが開発した737 MAX用新型エンジン「LEAP-1B」は、5月から飛行試験を始めた。最終組立中の機体は年末までにロールアウトし、2016年初頭の初飛行を予定。737 MAX 8のローンチカスタマーであるサウスウエスト航空への初号機引き渡しは、2017年7-9月期(第3四半期)を計画している。737 MAXは、58顧客から2869機を受注している。
737 MAXは翼端に新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備える。737-800などに装備している現行のウィングレットと比べて、燃費が1.8%向上するという。ボーイングは、レントン工場の新しい生産ラインだけで最初の737 MAXの最終組立を実施。製造プロセスを検証後、737 MAXの最終組立を他の2つの生産ラインにも拡大する。
737 MAXファミリーは、737 MAX 8(1クラス189席)と同機をLCC向けにした737 MAX 200(200席)のほか、最大149席(1クラス)の737 MAX 7、同215席の737 MAX 9の計4機種で構成。現行の737NG(次世代型737)と比べ、新型エンジンの採用などで燃費を14%以上改善する。
CFMインターナショナルが開発した737 MAX用新型エンジン「LEAP-1B」は、5月から飛行試験を始めた。最終組立中の機体は年末までにロールアウトし、2016年初頭の初飛行を予定。737 MAX 8のローンチカスタマーであるサウスウエスト航空への初号機引き渡しは、2017年7-9月期(第3四半期)を計画している。737 MAXは、58顧客から2869機を受注している。