自由にサイズ選べるオフィス家具好調―プラスの個人事業者向けブランド

ユーザーがセッティング事例を投稿できるコーナーも
 プラスは個人事業者向けオフィス家具ブランド「ガラージ」で、ユーザーの声を取り入れた商品作りを行っている。ユーザーの「こんなサイズがほしい」という要望をきっかけに、サイズを自由に選べる「サイズオーダー製品」を設定。これまでにテーブルや棚など対応商品を増やし、取扱件数、売り上げともに伸ばしている。今後もユーザー目線の商品展開を進める考えだ。

 ガラージは小規模事業者をコアターゲットにしたブランド。実際は個人が購入の半分程度を占める。オフィス家具の“機能性”とホーム家具の“デザイン性”の「良いところどりをした」(植木和之ガラージ事業部事業部長)のが特徴だ。アイテム数は4000―5000に達する。

 ユーザーの声を拾う仕組みとして、アンケートを実施。「見えないクレームをフォローした」(同)。その中にあった「こんなサイズがほしい」という要望に応え、2011年に始めたのが「サイズオーダー製品」だ。一定範囲で商品の幅や奥行きなどのサイズを選べる。取り扱っているのはテーブルや棚、カウンター、デスクマットなどだ。

 認知度も高まったこともあり、サイズオーダー製品の取扱件数は15年1―6月に前年同期比40%増と好調に推移。売上高はサービス開始時から10倍以上に伸びた。社員の意識も売る立場から「買う人の立場で考えるように変わった」(同)。

 また、ガラージの専用サイトではユーザーが実際に購入し、セッティングした家具の画像を投稿できるコーナーを設けている。空間の使い方や色調などユーザーのこだわりや思いを表現する場として機能する。「ガラージは通常のオフィス家具と比べてユーザーとの距離が近い」(同)。

 アンケートや専用サイトの画像投稿などの取り組みを通じ、ガラージがユーザーに支持されていることに手応えを感じている。

 今後もサイズオーダーの対応製品を増やし、ユーザーニーズに応えていく方針だ。
(文=村山茂樹)

日刊工業新聞2015年9月18日6面モノづくり面

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神崎明子
デジタルメディア局
編集委員

働き方が多様化しているということは、働く「場」に対するニーズも多様化しているということ。在宅で原稿を書く機会の多い私自身も自宅に資料が散乱。これを何とかしなくてはと思う毎日です。

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