熊本県、阿蘇火山博物館のVRコンテンツを拡充
NEC協力で阿蘇の自然資源を体感可能に
熊本県と阿蘇火山博物館久木文化財団はNECの協力を得て、阿蘇火山博物館で提供している仮想現実(VR)体験サービスを25日から拡充する。阿蘇の豊富な水資源をテーマとする「恵みの水を巡る=写真」と、カルデラ誕生の解説と併せて飛行ロボット(ドローン)で撮影した火口を体感する「壮大な自然を空中散歩」の二つのコンテンツを新たに提供する。
「恵みの水を巡る」は、阿蘇の貴重な自然資源であり、カルデラ大地が作りあげた湧水群をテーマに、視聴者を水にまつわる観光地へと誘う内容。新たにVR体験のコンテンツや視聴方法、注意点を解説する紹介VTRを用意するとともに、ヘッド・マウント・ディスプレーを12台に増やして、VR体験の環境を充実させる。
日刊工業新聞2020年1月16日