エアバス、米国初の最終組立工場がいよいよ稼働へ

「A320」をアラバマで

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エアバスが米モビールに開設したアラバマ工場(同社提供)
 エアバスは現地時間9月14日、米アラバマ州モビールに新設したA320ファミリーの最終組立工場が本稼働したと発表した。エアバスが米国に最終組立工場を建設したのは初めて。

 エアバスは2012年7月に工場の建設計画を発表し、2013年4月にモビールで建設を始めた。アラバマ工場は仏トゥールーズと独ハンブルク、中国の天津に続く4カ所目の最終組立工場で、A319とA320、A321の最終組立を実施。250人以上の従業員が従事する。

 最初に製造されるのはA321で、2016年春に引き渡しを予定している。2018年までには、年間生産機数を40機から50機に増やす。エアバスは6月に発表した需要予測で、北米では今後20年間にA320など単通路機について、約4700機の需要があると予測している。

 エアバスではアラバマ工場のほか、エンジニアリング・センターをモービルとカンザス州ウィチタに、訓練センターをフロリダ州マイアミに設置。軍用機を手掛けるエアバス・ディフェンス・アンド・スペースは、モビールに施設を置いている。また、エアバスの米国本社はバージニア州ハーンドンに、中南米本社はマイアミにある。

 エアバスはアラバマ工場開設により、米国内の民間機メーカーがボーイングと同社の2社となることから、雇用創出や技術育成につながり、航空宇宙産業の新拠点になるとしている。

COMMENT

吉川忠行
Aviation Wire
編集長

エアバスとしては4カ所目となるA320ファミリーの最終組立工場が稼働。米国でもエアバス機は売れており、工場稼働で雇用創出などにも貢献していることをアピールし、販売の上積みにつなげます。

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