のぞき見、大歓迎!―浅井製作所、工場「のぞき穴」オープン
「子どもたちにもどんどん見てもらいたい」
浅井製作所(埼玉県草加市、浅井英夫社長、048・925・4305)は、本社工場の外壁に、屋内でのネジ製作工程をのぞき見できる「のぞき穴」を作成した。のぞき穴は直径約10センチメートル。地面から高さ1メートル付近を中心に六つ開けた。もともと地面から1.7メートルの高さに「のぞき窓」を設けていたが、「子どもたちにもどんどん見てもらいたいため、穴を開けた」と浅井社長。原資は、不特定多数から資金を調達するクラウドファンディングサイト「zenmono(ゼンモノ)」を利用した。1カ月半で60万円を目標にした結果、100人から85万5000円を集めた。
内部をのぞけるようにしたのには、もっとネジを知ってもらいたいという浅井社長の思いだ。「ネジは身近な部品だが、作り方を知っている人はあまりにも少ない」。地域に開かれた工場にしたい願いも込めた。同社は工場見学も随時受け付けている。9月の大型連休も営業している。
内部をのぞけるようにしたのには、もっとネジを知ってもらいたいという浅井社長の思いだ。「ネジは身近な部品だが、作り方を知っている人はあまりにも少ない」。地域に開かれた工場にしたい願いも込めた。同社は工場見学も随時受け付けている。9月の大型連休も営業している。
日刊工業新聞2015年09月16日 中小企業・地域経済面