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神奈川県が「未病産業」に力を入れている!割引もスタート

交付金活用、普及促し新産業育成
神奈川県が「未病産業」に力を入れている!割引もスタート

県の研究会に参画するベンチャー企業の碧山園。乾燥機などを使った特殊製法で栄養素が豊富な緑色の杜仲茶を作る

 神奈川県は未病(ME―BYO)に関する商品やサービスを割引価格で購入できる事業を始めた。国の地方創生交付金(地域消費喚起・生活支援型交付金)を活用、購入者に対するモニター調査を行い、新たな消費喚起、県民の健康ニーズ喚起、未病産業の創出・拡大を図る。

 販売場所は販売事業者の店舗やインターネットサイトなどで、商品またはサービスの市場価格から最大40%割り引く。販売条件は購入時にアンケートなどのモニター調査に協力すること。順次販売しており、2016年1月末で販売終了予定。

 第1次販売商品・サービスは次の通り。カッコ内は販売事業者。

▽アミノインデックスがんリスクスクリーニング(味の素)
▽「ME―BYOを治そう!」lady料理レッスン、「ビューティー薬膳〜参鶏湯と薬膳茶」「薬膳のきほん〜カラダを温めて冷え予防」(ABC Cooking Studio)
▽インターネットを通じて体の状態を管理できるセルフ健康チェックサービス「スマホdeドック」(KDDI
▽「HALFITトライアルプラス」(湘南ロボケアセンター)
▽遺伝子検査サービス「MYCODE」(DeNAライフサイエンス)
▽「えんきん」「健脂サポート」「カロリミット」などの機能性表示食品および健康補助食品(ファンケルヘルスサイエンス)
▽「スマホを介した専門家による懇切丁寧な健康・食事指導とウェルネス経営プログラム」(FiNC)
▽ダイエットサポートサプリ「メタバリアスリム」「メタバリアスリムプレミアム」「メタファイア」(富士フイルムヘルスケアラボラトリー)
▽マンツーマンでトレーニングと食事の指導・アドバイスを行う「パーソナルトレーニング」(ルネサンス)(横浜)

「未病産業」とは?


日刊工業新聞2015年09月11日 中小企業・地域経済面/2015年01月21日 列島ネット面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
病気に至る前の「未病」段階で対策を取れば、重篤な病気にならずに済むかもしれません。消費者が気軽にサービスや商品を利用できるようになれば、普及が広まりそうです。

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