県外連携に活路を見いだす九州の自動車部品サプライヤー

北九州市、大分県、宮崎県の関連団体がタッグ

  • 0
  • 0
松本工業豊前工場を視察するメンバー
 北九州市、大分県、宮崎県の自動車関連3団体が県域を越えて連携する取り組みが3日始まった。同日は各自治体と自動車関連企業の幹部約25人が、トヨタ自動車、日産自動車両グループに部品を供給する松本工業豊前工場(福岡県豊前市)などを訪問、意見交換した。

 連携するのは大分県自動車関連企業会、宮崎県自動車産業振興会、北九州地域自動車部品ネットワーク(パーツネット北九州)。厳しい品質基準や海外メーカーの流入に対抗するには、県域を越えた連携が必要との3県の思惑が一致した。

 松本工業ではシート部品などを作業者が手際よく組み付ける工程を、参加者たちが興味深げに見守っていた。同社の松本茂樹社長は「大分、宮崎とは競争や助け合いを通じて、共同体となって地域の自動車産業を盛り上げたい」と話した。

 また大分県自動車関連企業会の岡本勝美会長は「県内連携だけでは限界がある。九州3県でタッグを組めば受注獲得の機会も増える」と意欲を見せた。

日刊工業新聞2015年09月04日 中小企業・地域経済2面

COMMENT

三苫能徳
西部支社
記者

沖縄にいると、他県と陸続きで行けることのメリットをひしひし感じます(もちろん沖縄の立地の強みもありますが)。行政も県境にとらわれない連携や支援をもっと進めるべきだと思います。

関連する記事はこちら

特集