沖縄のホテルはまだ増える!価格競争は解消へ
沖縄振興開発金融公庫は「2014年度県内主要ホテルの稼働状況」をまとめた。シティーホテルとリゾートホテル、宿泊特化型ホテルの全分類で年間の客室稼働率が約8割と高く、前年度比3・0―5・7ポイント上昇した。また客室単価は2・9―8・7%上昇。観光客の増加で一定の稼働率を確保できたことで、消費増税分の転嫁を含めて単価引き上げにつながった。
調査したのは73施設。特にシティーホテルとリゾートホテルで08年秋のリーマン・ショック以降の単価下落に下げ止まりの兆しが見られた。
県内各地でホテル建設が進むなか、同公庫は今後の動向を「需要が先行している。価格設定で競合しない戦略などもあり、供給過剰にはならないだろう」と分析している。
各業態の客室稼働率と単価は次の通り(カッコ内は前年度比)。
▽シティーホテル=80・9%(3・7ポイント増)、1万484円(3・7%増)▽リゾートホテル=79・1%(3・0ポイント増)、2万189円(2・9%増)▽宿泊特化型ホテル=80・1%(5・7ポイント増)、6701円(8・7%増)
調査したのは73施設。特にシティーホテルとリゾートホテルで08年秋のリーマン・ショック以降の単価下落に下げ止まりの兆しが見られた。
県内各地でホテル建設が進むなか、同公庫は今後の動向を「需要が先行している。価格設定で競合しない戦略などもあり、供給過剰にはならないだろう」と分析している。
各業態の客室稼働率と単価は次の通り(カッコ内は前年度比)。
▽シティーホテル=80・9%(3・7ポイント増)、1万484円(3・7%増)▽リゾートホテル=79・1%(3・0ポイント増)、2万189円(2・9%増)▽宿泊特化型ホテル=80・1%(5・7ポイント増)、6701円(8・7%増)
日刊工業新聞2015年09月02日 中小企業・地域経済2面