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家庭で暇してる「ペッパー」を出張アルバイトさせます!

エニタイムズが紹介サービス
 ペッパーのアルバイト先紹介します―。エニタイムズ(東京都港区)は、家庭などで時間を持て余しているコミュニケーションロボットのお仕事仲介事業を始めた。ソフトバンクグループの「ペッパー」などのロボットを商店街イベントなどへの出張ニーズとマッチングする。

 ペッパーは一般向けに、8月末で3000台が販売されたが、購入者は会話機能や保険料として毎月約2万5000円を支払っている。そこで誕生日会などロボットを使ったイベントなどを開きたい人とロボット購入者をマッチングすることで、購入者の負担軽減がはかれると考えた。

 ロボットを運ぶにはコストがかかるため、地域単位での仲介が必要だった。ロボット保有者にとっては自分で開発したクイズなどのロボットアプリを試す場が得られるなどさまざまな活用法がありそうだ。
日刊工業新聞2015年09月04日 1面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
街中にペッパー的なるものが溢れているのもちょっと怖い。トラブルも結構ありそう。話は変わるが、ペッパーの開発責任者でトヨタからスカウトしてきた林要さんがソフトバンクを退職した。ソフトバンクのペッパー事業の象徴だっただけに今後への影響が気になる。

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