道の駅で果物を爆買い!?農水省が検疫業務をスムーズに

空港やクルーズ船寄港地での受け取りモデルを作成。事業者主体を来年5月決定

 農林水産省は、訪日外国人が道の駅などで土産に果物などを買った場合に、検疫などをスムーズにする取り組みを支援する。道の駅で買った果物を植物検疫を経て国際宅配便で送付したり、空港での受け取りを円滑にするモデルを作成するとともに、成果の普及で横展開を図る。訪日外国人増加の追い風を地方農産物の販売促進や、地元経済活性化につなげる。

 事業は、観光庁と連携で実施する。青果物販売業者、百貨店、旅行業者などにネットワークを持つ協議会団体を事業主体者として公募、2016年5月をめどに団体を決定する。

 団体は土産販促のための検討会開催や海外調査の実施、農畜産物の空港・クルーズ船寄港地での受け取りモデルなどを検討。福岡のあまおうや北海道のメロンなどブランド農産物を訪日外国人が地方の土産店や道の駅、百貨店などで買いやすくする方法を整える。
 
 訪日外国人の国産果物や畜産物イメージは高いが、加工食品と違って生鮮品となると検疫体制を気にして購入をためらってしまうのが実情。同省はこの実情に対し、輸出検疫のパンフレットを通じ検疫可能な農産物を各国別に紹介したり、国内の青果物販売業者にも同様の情報提供を行う。果物を土産に使いやすくするための容器や保冷品の工夫についても援助したい考え。

日刊工業新聞2015年09月03日 中小企業・地域経済面

山口 豪志

山口 豪志
09月04日
この記事のファシリテーター

これは実は凄い可能性があるように思う。食材の品質が高い日本の作物や果物が国境を越えて海外の方々に食されることになれば、地元の生産者には間口がぐっと広がる。このような取り組みを自治体や国が支援されることはとても良いことだと思う。

この記事にコメントする

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。