IoTでイノシシ自動捕獲、わなを遠隔操作

 KDDIなど実証

 KDDIと福島県国見町は、IoT(モノのインターネット)センサーを用いて野生イノシシを自動捕獲する実証実験を始めた。中に食べ物を置いた囲いわなにイノシシが近づくとIoTセンサーが検知して狩猟者にメールなどで通知。わな設置場所のリアルタイム映像をスマートフォンで遠隔監視しながら、わなの出入り口を遠隔操作で遮断して捕獲する。スマホで自動捕獲モードに切り替えれば、複数のIoTセンサーが囲いわな内外の状況を判別し、適切なタイミングで出入り口を自動遮断できる。実証は2020年3月末まで行う。

 通信業界ではNTT東日本が千葉県木更津市と連携しネットワークカメラでおりの映像を監視。赤外線センサーを用いてイノシシがおりに入ったことをアラームで自動通知する検証を4月に始めた。イノシシによる農作物への被害は国内で年48億円発生している。

日刊工業新聞2019年9月12日

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。