バニラエア社長「コスト下がり運賃も下げた」!=成田LCCターミナル開業特集
成田-札幌、夏ダイヤの運賃は1000円以上値下げ
4月8日、成田空港のLCC(低コスト航空会社)専用となる第3ターミナルがオープンした。2013年12月20日に就航したANAホールディングス傘下のバニラエアも、同ターミナルを利用する。
午前5時35分、バニラエアのチェックインカウンターがターミナル内で最初に手続きを開始。午前7時35分に出発する台北行きJW101便の搭乗手続きで、並んだ乗客の8割以上が台湾人など外国人だった。石井知祥社長は、日本語と中国語で早朝から並ぶ乗客に歓迎のあいさつをした。石井社長は、「日本のLCCの定時運航やサービスが評価されている」と分析する。4月下旬から始まるゴールデンウィークには、現在1日5往復の成田-札幌線を、7往復に増便し、外国人客にも人気の高い北海道への送客を強化する。
「カウンターも国際線と国内線が一緒になったのは良かった。これまではお客様にとってはわかりにくく、われわれのスタッフもあちこち行かなければならなかった。オフィスからは遠くなったけどね」と、石井社長は第3ターミナルの作りを評価した。第3ターミナルへの移転により、これまで乗客を機側まで運んでいたバスがほぼ不要になった。ターミナルから徒歩で搭乗できるようになったからだ。「賃料が安くなったほかに、バスにかかる費用を削減できたことは大きい」と石井社長は語る。
「コストが下がることも織り込んでいるので、昨年と比べて(3月29日から始まった)夏ダイヤの運賃は1000円以上値下げしている」と、コスト削減を運賃にも反映できたことを明かした。今後は増え続ける外国人客に対応するため、中国語をはじめとする外国語での対応力強化も課題だという。
午前5時35分、バニラエアのチェックインカウンターがターミナル内で最初に手続きを開始。午前7時35分に出発する台北行きJW101便の搭乗手続きで、並んだ乗客の8割以上が台湾人など外国人だった。石井知祥社長は、日本語と中国語で早朝から並ぶ乗客に歓迎のあいさつをした。石井社長は、「日本のLCCの定時運航やサービスが評価されている」と分析する。4月下旬から始まるゴールデンウィークには、現在1日5往復の成田-札幌線を、7往復に増便し、外国人客にも人気の高い北海道への送客を強化する。
「カウンターも国際線と国内線が一緒になったのは良かった。これまではお客様にとってはわかりにくく、われわれのスタッフもあちこち行かなければならなかった。オフィスからは遠くなったけどね」と、石井社長は第3ターミナルの作りを評価した。第3ターミナルへの移転により、これまで乗客を機側まで運んでいたバスがほぼ不要になった。ターミナルから徒歩で搭乗できるようになったからだ。「賃料が安くなったほかに、バスにかかる費用を削減できたことは大きい」と石井社長は語る。
「コストが下がることも織り込んでいるので、昨年と比べて(3月29日から始まった)夏ダイヤの運賃は1000円以上値下げしている」と、コスト削減を運賃にも反映できたことを明かした。今後は増え続ける外国人客に対応するため、中国語をはじめとする外国語での対応力強化も課題だという。