大日本印刷が開発したチャックで再封できる紙容器とは?
プラスチックの使用量削減を目指す
大日本印刷は開けても再封できるチャック付きの紙容器(写真)を開発した。食品などに使用するフィルム製のチャック付き容器の代替案として提供し、プラスチックの使用量を減らす。2020年春から順次提供を開始。粉末・固形の食品やトイレタリー商品のパッケージに提供する。価格は非公表、22年度に年間10億円の売り上げを目指す。
開口部にプラスチック製のチャックを付けて再封可能にした。本体は紙製のため、プラスチックの使用量を減らせる。内側にバリアーフィルムを用いることで、水蒸気や酸素の侵入を防ぐ。開口部が大きく内容物を取り出しやすい。さらに角型の形状にしたことで容積を減らし、輸送効率の向上につながる。積み重ねもでき、小売店での陳列効率向上が期待できる。
印刷業界では、再利用しやすい単一素材(モノマテリアル)や紙を使用したパッケージの開発が進んでいる。大日印はこれまでにも環境配慮型のパッケージを開発しているが、今回は機能性との両立を意識した。
開口部にプラスチック製のチャックを付けて再封可能にした。本体は紙製のため、プラスチックの使用量を減らせる。内側にバリアーフィルムを用いることで、水蒸気や酸素の侵入を防ぐ。開口部が大きく内容物を取り出しやすい。さらに角型の形状にしたことで容積を減らし、輸送効率の向上につながる。積み重ねもでき、小売店での陳列効率向上が期待できる。
印刷業界では、再利用しやすい単一素材(モノマテリアル)や紙を使用したパッケージの開発が進んでいる。大日印はこれまでにも環境配慮型のパッケージを開発しているが、今回は機能性との両立を意識した。