FITは新ビジネスの宝庫!ベンチャーが太陽光発電所の再生とO&Mをセット提案

その他にも見守り、保険、屋根借り、オークション・・

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設備点検
 CO2O(東京都港区)は27日、発電量を保証する太陽光発電所の再生事業を今秋から始めると発表した。不具合のある発電所への再生提案と同社のO&M(運転・保守)サービスをセットで提供。再生後に発電量が想定の80―85%を下回った場合、O&M費を上限に売電収入の減少を補填する。

 対象は産業用太陽光発電所。太陽光パネルや電気設備の不良以外にも土木工事による施工の不具合を現地で診断する。
同社の提案で再生した発電所には想定の発電量を提示し、O&Mを提供する。

 CO2Oは2014年から太陽光発電所のメンテナンス事業を開始し、出力ベースで7万キロワットと契約する。15年1月期の売上高は3億円、16年1月期は20億円以上を見込んでいる。

固定価格買い取り制度で生まれたビジネス


●発電(売電)ビジネス(10キロワットの発電所をつくればどんな会社でも)
●メガソーラーの設計・施工
●金融
●コンサル(収支の計算)
●発電所のO&M
●発電所の見守り(クラウドを使った遠隔監視が多い)
●保険(発電量の低下、災害、故障、盗難などの補償)
●屋根借り(発電事業者が工場などの屋根を借りて売電事業をする形態。貸した側には賃料を支払う)
●転売、証券化
●メガソーラーのオークション(完成後のメガソーラーを販売。今後増えそう)

日刊工業新聞社2015年08月28日 4面記事に加筆

COMMENT

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

出力保証(発電量の保証)は、主に太陽光パネルメーカーがしていました。稼働後、不具合を改善してからの保証は初では。思いつきままに固定価格買い取り制度開始に生まれたビジネスを書き出しました。あらためて制度のインパクトの大きさを感じます。

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