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ディーゼルハイブリッドは環境車の目玉になるか?ベンツが日本で発売

最上級セダンシリーズ「Sクラス」で
 メルセデス・ベンツ日本(東京都港区、上野金太郎社長)は27日、最上級セダンシリーズ「Sクラス」で、ディーゼルエンジンとモーターを組み合わせたディーゼルハイブリッドシステムを搭載した「S300h=写真」を発売したと発表した。国内でディーゼルハイブリッド車(HV)を投入するのは同社が初めてという。

 同日都内で開いた発表会で上野社長は「ハイブリッド先進国の日本に高効率なディーゼルハイブリッドを誰よりも早く届けたいという思いを持ちつづけたから発表にこぎつけられた」と話した。2・2リットルの直列4気筒ディーゼルエンジンとモーターを組み合わせ、加速性能と環境性能を高めた。最新のV8エンジンと同等のトルクを実現した。燃費は1リットル当たり20・7キロメートルで、消費税込みの価格は998万―1340万円。

 ベンツ日本は2006年に日本初のクリーンディーゼル車を発売して以降、ディーゼル車の商品群を拡充している。「S300h」を含め8車種14モデルとなる。
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
欧州の自動車メーカーでもダイムラーの開発力は、一番「奥が深い」。自動車の事を根底から考える点でずば抜けている。一方で良い技術は外部のものを活用する鷹揚さもある。ディーゼルハイブリッドはボッシュの技術が入り込んでいるのだろうか。

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