三菱重工「第2のイーロン・マスク?」が率いる米ベンチャーに出資
アルタエロス・エナジーズの空中浮体式風力発電の商用化を支援
三菱重工業とオマーンのスヘイル・バーワン・グループ(SBG)は27日、米国のベンチャー企業、アルタエロス・エナジーズに出資すると発表した。アルタエロスが進める空中浮体式風力発電設備(BAT)の開発と商用化を支援する。三菱重工は数億円を出資し出資比率は10%以下になるとみられる。
アルタエロスは出資を受け、2016年に発電能力30キロワットの商用化設備を整備する。同社は10年にマサチューセッツ工科大学で設立されたベンチャー企業。多くの政府機関や企業が支援を表明している。三菱重工も画期的な技術を持つベンチャー企業と協業し、新事業創出の機会をうかがう。
BATは空中に浮かんだ状態で、風力発電を行う設備。ヘリウムガスを充填した外郭を地上約600メートルの高さに浮上。安定した強い風を定常的に受けることで、同規模の従来型風力発電設備に比べ、2倍超の発電量を持つ。遠隔地に向けた積み出しや据え付けが容易で、遠隔地や送電網が未整備な地域、災害地域での電力供給に適している。
アルタエロスは出資を受け、2016年に発電能力30キロワットの商用化設備を整備する。同社は10年にマサチューセッツ工科大学で設立されたベンチャー企業。多くの政府機関や企業が支援を表明している。三菱重工も画期的な技術を持つベンチャー企業と協業し、新事業創出の機会をうかがう。
BATは空中に浮かんだ状態で、風力発電を行う設備。ヘリウムガスを充填した外郭を地上約600メートルの高さに浮上。安定した強い風を定常的に受けることで、同規模の従来型風力発電設備に比べ、2倍超の発電量を持つ。遠隔地に向けた積み出しや据え付けが容易で、遠隔地や送電網が未整備な地域、災害地域での電力供給に適している。
2015年08月28日 機械・ロボット・航空機面