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「福岡-花巻」JALと岩手県が割引運賃を設定

交流人口の拡大狙う
 日本航空(JAL)と岩手県は、福岡-花巻線を対象に割引運賃を設定した。交流人口の拡大を目的としたもので、運賃を値下げして地域活性を図る。10月25日搭乗分から、21日前まで購入できる割引運賃「特便割引21」を新設する。通常期の普通運賃(5万600円)から最大で約45%割引の2万8000円から提供する。12月17日まで。12月1日から2016年2月29日まで設定している「先特割引」「ウルトラ先特」でも値下げを実施する。

 利用促進に向けてキャンペーンを実施する。同路線の利用で、花巻空港内ターミナルビルで利用できる商品券2500円分をプレゼントする。10月25日搭乗分から先着4000人が対象で、往復の場合は5000円分をプレゼントする。

 10月17日と18日には、福岡・早良区のRKB毎日放送で開催される「RKBラジオまつり」に特設ブースを設置。路線をピーアールする。

 福岡-花巻線は2012年3月に運航開始。グループのジェイエア(JAR/XM)が1日1往復を運航している。運航機材はボンバルディアCRJ200型機で、普通席50席。JALの花巻発着便は、冬ダイヤでは伊丹便が4往復、札幌便が3往復。それぞれジェイエアが運航する。
<運航スケジュール>
JL3523 福岡(11:10)→花巻(13:05)
JL3526 花巻(13:35)→福岡(15:55)
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
福岡-花巻線の割引運賃。両都市の往来を拡大し、地域活性化を狙った取り組みです。

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