【今週のリケジョ】流体継ぎ手の生産管理、突発の変更も「任せて!」

日東工器の勝見紫苑さん

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 日東工器の勝見紫苑さん(25)は、ワンタッチ接続の流体継ぎ手「カプラ」の生産管理を手がける。タイ工場を担当し、現地とは英語でやりとり。「現地と協力して突発の変更に対応できた時は、心の中で『よしっ』とガッツポーズしてます」と笑顔を見せる。

生産管理の難しさと楽しさ


 幼いころから興味の対象は理系で、科学漫画を愛読する子どもでした。大学に入ったのは2013年。東日本大震災の後で太陽光発電ブームが起きており、私も自然エネルギーに興味を持ち、東京都市大学の工学部エネルギー化学科に進学。ガラスに液を塗って発電する色素増感型太陽光発電などについて研究していました。

 就職活動では、形になるものを作りたい、モノづくりに関わる仕事がしたいと思い、日東工器を志望しました。現在手がけている生産管理の仕事は大学で学んだことと直接はつながっていませんが、知らないことをどんどん人に聞いて吸収していく仕事の進め方は、大学での研究を通じて身についたと思っています。

 今の仕事で難しいのは営業と工場の両方が満足する生産管理をしないといけないことです。営業は在庫不足を防ぐため、売れる時にたくさん作ってほしいと考えますが、工場は毎月の生産状況を平準化したいと考えています。相反する要求を満たすのはパズルのような難しさと楽しさがあります。

 趣味は漫画を読むこととお酒を飲むこと。特にウイスキーが好きで、一人でバーに行くこともあります。

 当社は育児休暇を取って復帰する女性社員が多く、女性にとって働きやすい職場だと思います。私も結婚してからも仕事を続けていきたいです。(文=南東京支局長・鳥羽田継之、写真=木本直行)

                    

日刊工業新聞2019年6月24日

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