南海「特急ラピート」 ピーチCAとじゃんけん大会で盛り上がり

運行終了ツアーは初めて和歌山港線に乗り入れ

  • 0
  • 0
南海の特急ラピート「ハッピーライナー」で行われたじゃんけん大会で乗客とじゃんけんするピーチの客室乗務員
 ピーチ・アビエーションと南海電気鉄道は8月23日、今月末で運行を終える特急ラピートの特別塗装編成「出逢えたらラッキー Peach×ラピート ハッピーライナー」で、運行終了ツアーを実施した。車内では乗客とピーチの客室乗務員(CA)とのじゃんけん大会などが行われ、通常はラピートを運行しない和歌山港線に初めて乗り入れた。

 ハッピーライナーは50000系6両1編成で、ピーチの機体デザインをイメージ。ピーチのコンセプトである「空飛ぶ電車」を具現化した。通常塗装のラピートは青色だが、前後の先頭車は一度白色に再塗装した上で、フーシア色などのデカールを使って機体デザインを再現した。3号車と4号車には、機体と同じく3色が配された。2014年9月7日に運行を開始し、今月31日が運行最終日となる。

 ツアーの往路は、なんば駅から和歌山港駅に向かい。復路は和歌山港駅から浜寺公園駅(堺市西区)まで運行した。ラピートは6両のうち4両が1列4席のレギュラーシート、2両が1列3席のスーパーシート。ツアーの乗客は7月16日から南海のウェブサイトなどで募集し、販売したレギュラーシート170席は完売した。

 ハッピーライナーは午前10時14分ごろ、なんば駅に入線。乗客のほか、ホームに居合わせた人もスマートフォンやタブレット端末で写真に収めていた。

 ツアーにはピーチのCAも4人同乗。出発後に車内アナウンスを行い、南海のスタッフと共にラピートやピーチのオリジナルグッズを車内販売し、盛況な売れ行きだった。車内はピーチや南海のファンのほかに家族連れも多くみられ、子供とCAが記念写真を撮っていた。

 車内では、復路のスーパーシート着席権が当たるじゃんけん大会も開催。ピーチのCAが1人1両ずつに分かれ、各車両でじゃんけんした。CAの中には、自分の声が端の乗客まで聞こえにくいだろうと、車両中央でじゃんけんする人もおり、じゃんけん大会は大いに盛り上がった。

 なんば駅を午前10時20分ごろ出発したハッピーライナーは、南海本線の和歌山市駅を経由し、和歌山港線の和歌山港駅には正午前に到着。大阪市内と関西空港を結ぶラピートは通常、なんば駅から泉佐野駅を経由し、空港線の関西空港駅まで運行しており、単線の和歌山港線への乗り入れは初めて。和歌山港駅では、多くの乗客がハッピーライナーやピーチのCAと記念撮影していた。

 南海によると、ラピートの特別塗装編成は、31日にハッピーライナーの運行終了後は当面予定していないという。同社の特別塗装編成としては、今秋から約1年間、来年のNHK大河ドラマ『真田丸』の真田幸村にちなみ、高野線を走る2000系4両1編成を幸村の赤備え(あかぞなえ)甲冑をモチーフにした「南海・真田赤備え列車」を運行する。

COMMENT

吉川忠行
Aviation Wire
編集長

今月末で約1年間の運行を終える南海特急ラピートの「ハッピーライナー」。ツアーが行われ、車内ではピーチのCAとのじゃんけん大会なども行われました。機体デザインがピーチの機体デザインを再現しています。

関連する記事はこちら

特集