地方を水素供給基地にするジャパンブルーエナジーに先行投資した企業とは?
芙蓉総合リースが増資引き受け。プラント実用化へ前進
芙蓉総合リースはジャパンブルーエナジー(JBEC、東京都千代田区、堂脇直城社長、03・3234・1551)に追加出資した。JBECの第三者割当増資を引き受けて2億円強で8万株強を追加で取得し、持ち株比率を8・3%とした。JBECはバイオマスを原料としたカーボンフリーの水素を製造する技術を持つベンチャー企業で、実用化を目指している。芙蓉総合リースは将来、水素社会が来るのを見据えて投資を決めた。
芙蓉総合リースは出資のほか、リースの提供やJBECとのシナジーを期待できる企業の紹介・仲介などをする。将来性を見込み、JBECの成長を支援する。また、芙蓉総合リースとしても、JBECへの出資を通じて水素社会に向けた業界の取り組み、最新情報を得る狙い。
現在、再生可能エネルギー関連では太陽光発電事業が主力だが、そのほかの分野でもビジネスチャンスにつなげていく。JBECはブルータワーと呼ぶ独自のプラントによってバイオマスから水素を作り、供給することを目指している。基本技術はドイツで生まれ、堂脇直城社長が特許を購入した。現在は群馬県渋川市の試験プラントで試験を続けている。
また、2016年には石川県輪島市で商用プラントを稼働させるが、まずはバイオマス発電した電力を販売する。
芙蓉総合リースは出資のほか、リースの提供やJBECとのシナジーを期待できる企業の紹介・仲介などをする。将来性を見込み、JBECの成長を支援する。また、芙蓉総合リースとしても、JBECへの出資を通じて水素社会に向けた業界の取り組み、最新情報を得る狙い。
現在、再生可能エネルギー関連では太陽光発電事業が主力だが、そのほかの分野でもビジネスチャンスにつなげていく。JBECはブルータワーと呼ぶ独自のプラントによってバイオマスから水素を作り、供給することを目指している。基本技術はドイツで生まれ、堂脇直城社長が特許を購入した。現在は群馬県渋川市の試験プラントで試験を続けている。
また、2016年には石川県輪島市で商用プラントを稼働させるが、まずはバイオマス発電した電力を販売する。
日刊工業新聞2015年08月21日 金融掲載