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融合するテクノロジーとスポーツ♯01

トレーニングへの応用
融合するテクノロジーとスポーツ♯01

東工大の小池教授らが開発したカメラ入りアメフトボール「ボールカム」

 東京工業大学の小池英樹教授らはボール視点の映像を撮る「ボールカム」を開発した。アメリカンフットボール用の楕円(だえん)球にカメラを搭載、空中から地上の選手の動きを撮影できる。投げられたボールは高速で回転するため、カメラ映像から地上を映した画像のみを抜き出す。その後画像をつなぎ合わせて一連の動画にする。

 ボールが投げられてレシーバーの手に収まる瞬間まで、迫力ある映像を撮れる。新しい観戦法だけでなく、トレーニングにもつかえるという。今後、サッカーなど回転軸が毎回変わる球形のボールに対応する技術を開発する。
 
 東工大小池研 「BallCam!(ボールカム)」を投げた動画 (東工大提供)
日刊工業新聞2015年08月21日深層断面から抜粋
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
動画付の面白い事例を5回にわけお届けします。

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