海洋プラゴミ問題、アニメで学ぶ動画に反響

富士通が制作

 海洋プラスチック問題を解説する動画を富士通が制作した。海に漂うプラゴミが社会問題化し、ストローやレジ袋の廃止が広がった背景を約4分のアニメーションにまとめた。川崎市などの自治体が市民啓発への活用を検討したり、学習塾の四谷学院がホームページに掲載したりするなど、反響を呼んでいる。

 動画はプラ製品が川から流れ、海で砕かれていく過程を再現した(写真上)。小さなプラゴミを魚が食べるといった影響を指摘(同下)。

 その魚を人が食べても今のところ健康被害はないが「これから問題になるかも」と、海のプラゴミが増え続けることに警鐘を鳴らすストーリーだ。

 富士通環境戦略部の山田真理子部長は「まず問題への認識が必要。アニメ動画だと視覚的に訴え、分かりやすく伝えられる」と狙いを話す。監修した東京農工大学の高田秀重教授、一般社団法人「JEAN」からは「プラスチックは有用な材料であること」を伝えつつ、「海洋プラはすべての人が関係する問題」と指摘するように指導されたという。その助言も動画に描かれている。山田部長は「絵の細部にもこだわったので、多くの人に視聴してほしい」と話す。動画はユーチューブで閲覧できる。

松木 喬

松木 喬
06月01日
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24日付日刊工業新聞「SDGs面」からです。記事では紹介しきれませんでしたが、小学生を主人公にしたのは海プラゴミ問題を「自分のこと」と思ってもらいたいからだそうです。ぜひ4分視聴して下さい。また富士通のアニメ動画は「脱炭素社会」編、「SDGs」編もあります。

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